テレ東「池の水ぜんぶ抜く」第7弾 淳が感じた“新境地”「今までにない内容のSOS」

[ 2018年3月11日 14:00 ]

小田原城をバックに写真に納まる「池の水ぜんぶ抜く」MCの田村淳(左)と田中直樹(C)テレビ東京
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 池の水を抜くだけの異色企画で、4月からは“月1レギュラー”も決定するなどテレビ東京の看板シリーズに成長した「池の水ぜんぶ抜く」。11日に放送されるシリーズ第7弾「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦7〜巨大怪物も絶滅危惧種も出た!出た!〜」(後7・54)の収録がこのほど小田原城(神奈川県小田原市)で行われ、番組MCのロンドンブーツ1号2号・田村淳(44)とココリコ・田中直樹(46)がそれぞれ見どころをアピールした。

 淳は戦国武将・真田幸村のおじにあたる真田高勝の墓がまつられた真田家ゆかりの寺「龍顔寺」に急行。昨年8月の豪雨で樹齢300年の御神木が池に崩落し「御神木を池から取り除き、外来種も駆除したい」という住職の依頼に応えるべく、初参戦となる俳優の池松壮亮(27)とともに奮闘する。

 「今までにない内容のSOSでしたね」とロケを振り返る淳。「抜くという作業と、もう1つ御神木を何とかするという、2つのミッションが同時に重なっていて、これは日本全国に池が汚れているだけじゃないSOSがあるんだということを知った池でした。池の水を抜くことで、また違った悩みや人を救うことができるという新たな道が見えたという気がしました」と番組の“新境地”となったことを明かす。

 田中は岐阜県下最大の面積を誇るビオトープ(生物生息空間)「笠松トンボ天国」の池へ出動。トンボの減少を食い止めるべく、地元住民約1000人とともに外来生物の捕獲に臨んだ。

今回が自身7回目のロケだった田中は「行くたびに思うんですが、池って地域の方とものすごく密接だな、と思いました」と改めて人間と池の“密接度”の高さを実感した様子。「みんな池が気にはなっているので、こういう機会が実際にあると、たくさん集まってきてくれるんですよね。それに、学校規模で生き物に対しての保護の仕方を考える機会にしてくれているのを感じるようになりました」と感慨深げに語った。

 11日放送の第7弾はそのほか、お笑い芸人のあばれる君(31)が福岡県福岡市の「鳥飼八幡宮」へ。消滅の危機に直面する100年の歴史を誇る池の水抜きに挑む。また、昨年11月放送の第5弾で水を抜き切れなかった大阪・山田池公園の水抜きに再挑戦した模様もオンエア。今回はすべての水を抜き、ライギョの全捕獲に臨む。

 小田原城のお堀の水抜きは、11日はスタート部分だけ。水を抜き切り、生物の捕獲などをする様子は4月のレギュラー放送(月1回、日曜後7・54)1回目で詳しく伝える。

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2018年3月11日のニュース