役所広司が主演作PR 型破りな刑事役「広島から全国制覇じゃ!」

[ 2017年12月28日 05:30 ]

 俳優の役所広司(61)が27日、広島市内で主演映画「孤狼の血」(監督白石和彌、来年5月12日公開)の会見とキックオフイベントに出席した。同作は今年4、5月に広島県呉市内でオールロケを実施。ご当地でPR活動の幕を開け、「広島から全国制覇じゃ!」とアピールした。

 「仁義なき戦い」シリーズの東映が手掛ける昭和の男たちの戦いの物語。役所は、24日に最終回を迎え高視聴率を獲得した主演ドラマ「陸王」での好感度が高い足袋屋・宮沢社長役とは対照的に、暴力団との癒着を疑わせる県警の型破り刑事というダーク・ヒーローを演じた。「監督に“カーッと(喉を鳴らし)たんを吐いて”と言われてゲ〜!と思った」と苦笑いしたが、「テレビじゃできない男らしい作品」と胸を張った。

 イベントでは、衝撃的な姿を披露する場面を振り返り、「いい芝居してたでしょ」と笑顔。最後は「皆さんのお力を貸してください」と、宮沢社長をほうふつさせる呼び掛けで来場者を沸かせた。

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