池井戸潤原作&役所広司主演「陸王」第3話15・0%!初の上昇で自己最高

[ 2017年11月6日 09:10 ]

TBSドラマ「陸王」に出演する(左から)山崎賢人、役所広司、竹内涼真
Photo By スポニチ

 俳優の役所広司(61)が主演を務めるTBS日曜劇場「陸王」(日曜後9・00)の第3話が5日に15分拡大で放送され、平均視聴率は15・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが6日、分かった。

 第1話=14・7%、第2話=14・0%と堅調に推移。1・0ポイント上昇し、15%超え。自己最高を更新した。19〜20%と秋ドラマ首位を走るテレビ朝日「ドクターX」を追い掛ける。

 昨年7月に発売された作家・池井戸潤氏(54)の同名小説(集英社)をドラマ化。同局による池井戸氏作品のドラマ化は「半沢直樹」(2013年10月クール)「ルーズヴェルト・ゲーム」(14年4月クール)「下町ロケット」(15年10月クール)に続き、4回目。経営危機にある創業100年以上の老舗足袋業者「こはぜ屋」が会社存続を懸け、ランニングシューズの開発に挑む企業再生ストーリー。脚本・八津弘幸氏、チーフ演出・福澤克雄氏のゴールデンコンビが、またもタッグを組んだ。

 役所の連続ドラマ主演は02年のフジテレビ「盤嶽の一生」以来15年ぶり。TBSの連ドラ主演となると、1997年7月クール「オトナの男」以来20年ぶり。こはぜ屋の4代目社長・宮沢紘一を演じる。紘一の長男・大地に山崎賢人(23)、こはぜ屋のランニングシューズを履く「ダイワ食品」陸上部の長距離ランナー・茂木裕人に竹内涼真(24)と今をときめく若手人気俳優をキャスティング。箱根駅伝3連覇の青学大陸上競技部長距離ブロックの原晋監督(50)が走法指導と監修として参加。竹内らランナー役の出演者を鍛え上げた。

 第3話は、「シルクレイ」の特許を持つ飯山(寺尾聰)が自身も開発チームに加わりたいと申し出て、宮沢(役所)の会社はランニングシューズ「陸王」の本格的なソール作りを始める。しかし、富島(志賀廣太郎)は一度は会社をつぶした飯山という人間が信用できるのかと懐疑的な目を向ける。一方、米国の大手スポーツ用品メーカーからスポンサード契約を打ち切られた茂木(竹内涼真)はケガを治すため、宮沢が送った陸王に足を入れた。その履き心地に驚く茂木だったが、走るうちにソールの不安定さが露呈する…という展開だった。

続きを表示

2017年11月6日のニュース