鈴木紗理奈 母&監督に感謝の号泣 マドリード映画祭受賞「恩返しができて良かった」

[ 2017年9月24日 16:41 ]

映画「キセキの葉書」の完成披露上映会で、母への思いがこみ上げ号泣する鈴木紗理奈
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 タレントの鈴木紗理奈(40)が24日、マドリード国際映画祭の外国映画部門で最優秀主演女優賞を受賞した「キセキの葉書」(監督ジャッキー・ウー、11月4日公開)の都内で行われた完成披露上映会で舞台あいさつに登壇した。

 撮影は昨年9月に舞台となる兵庫・西宮でのロケだったが、鈴木はシングルマザーとして7歳の長男を育てているため極力宿泊はせずに臨んだ。それでも、「家を2、3日空けることもあって、生まれて初めて会えない日が多かった」としみじみ明かした。

 不在の間、面倒を見ていたのは母親だそうで「母に支えられて撮ることができた。受賞は母に恩返しができて良かった。監督も私を信じてくださった」と号泣。そして、「感謝の気持ちを忘れず、これからもこのお仕事にまい進していいきます」と声を詰まらせながら、意欲を新たにした。

 マドリードでは受賞前日にパスポートを盗まれるアクシデントもあったが、「興奮して、トロフィをすごく眺めて写メを撮っていた。でも監督は、何回も賞を獲っているからクールだったのはさすが」と述懐。ウー監督は、「大事な者を盗まれているのに、よくあんなにはしゃげるなと思って、冷静になるしかなかった」と明かし、笑いを誘っていた。

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