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江口寿史氏 「HUNTER×HUNTER」のネットの噂を否定「富樫さんをそそのかしたと…」

「週刊少年ジャンプ展」でトークショーを行った江口寿史氏(右)と、うすた京介氏
Photo By スポニチ

 週刊少年ジャンプが生んだ人気ギャグ漫画家の江口寿史、うすた京介両氏が22日夜、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「週刊少年ジャンプ展VOL.1」でトークショーを行った。

 江口氏は「すすめ!!パイレーツ」(1977〜80年)「ストップ!!ひばりくん!」(81〜83年)などを、うすた氏は「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」(95〜97年)「ピュー!と吹くジャガー」(2000〜10年)などを同誌で連載し、ともにギャグ漫画史に残る漫画家。

 “遅筆”で知られ、締め切りまでに原稿を完成できず休載した経験を何度も持つ江口氏は、うすた氏も「筆が遅い」と話したことに大喜び。うすた氏が「マサルのときに2、3回…いや1、2回落ちた(休載した)のかな?最後の方は絵が荒れて…やっぱり、そうなる」と明かすと、江口氏は「(こち亀の)秋本治さんの方が変なんですよ。40年で一度も休載なしなんて人間業じゃない」と驚きの表情だった。

 同誌で連載中の「HUNTER×HUNTER」(冨樫義博氏作)も休載が多いことに触れ「オレが富樫さんを(休めと)そそのかしたとネットで噂になってるけど、ウソだからね!会ったのは去年が初めて。それに彼はオレより休んでる!」と“潔白”を強調。うすた氏が「江口先生が道を作ってくれた面はある」と“責任追及”すると、最後は「できた時の漫画は面白いしいいんじゃないか」などと“擁護”した。

 ギャグ漫画は一般的に、毎週新たなアイデアを生み出す苦労が大きく、精神的に疲弊する漫画家が多いとされる。担当編集者も追い詰められるそうで、今回のトークショーの司会を務めた同誌の中野博之編集長は「(漫画家の仕事場へ向かう)電車の中など、胃が痛くなりますよ。“神様、どうか奇跡が起きて原稿ができていますように”と願うんですけど…」と話すと、うすた氏は「ぼくらも同じです」と苦笑い。

 ただ、締め切りギリギリの状況でひらめくこともあるそうで、江口氏は「(アイデアが)降りてくる瞬間があるんですよ。そこからは超人的なパワーが出て、描き上げる。とてもハッピーな時間で、自己トリップというか。あの快感は忘れられない」と説明。うすた氏も「この瞬間のために生きているのかもと思いますね。ゆとりを持ってはいけないのかとすら思う」と同調した。

 ただ「それを基準にしちゃうとダメ。あの瞬間が来ると思っていると、最後まで降りてこないこともある」と江口氏。毎週綱渡りの執筆で「休むことへの罪悪感は強く、後ろで待っている印刷会社の方は大変。辞めた方もいると聞いた」と神妙な表情を見せた。

 原稿を待つ編集者や印刷会社の苦労に配慮しつつ「(自身の漫画においては)自分が1番の神。面白くないものを描くくらいなら…」と独善的とも取れる主張を展開。作品に込めた強烈なプライドと、江口氏なりの責任感ををにじませた。

 近年はイラストレーターとしての活動が多いことに「漫画を描きたいけど、大変だから。本当は描きたいけど、イラストに逃げている感じかな」と迷いもあるようだ。アイドル好きで「アイドルのイラスト描きたいんですよ」と話すうすた氏に「漫画を描けるなら描いた方がいいですよ」と複雑な表情でアドバイスした。

[ 2017年9月23日 13:13 ]

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