元BOOM宮沢和史の長男・氷魚、「コウノドリ」で俳優デビュー“2世”研修医役

[ 2017年9月23日 06:00 ]

10月13日スタートのTBSドラマ「コウノドリ」にゆとり世代の研修医役でレギュラー出演し俳優デビューを飾る宮沢氷魚(C)TBS
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 元「THE BOOM」のボーカル宮沢和史(51)の長男で、モデルとして活躍中の宮沢氷魚(ひお、23)が俳優デビューする。

 綾野剛(35)主演による2015年のヒット作の続編となる、10月13日スタートのTBSドラマ「コウノドリ」(金曜後10・00)にいきなりレギュラー出演。綾野演じる主人公が勤務する産婦人科にやってきた研修医・赤西吾郎役。腕利きの産婦人科医を父に持っており、実生活と同じ“2世”という設定。エリート意識と、空気を読まない言動で、チームに騒動を持ち込む。

 人気作に重要な役どころで抜てき。「ドッキリと思った」と謙遜するが、元々俳優志向が強く、この2年間演技のレッスンなど土台づくりに励んだ。13日にロケに初参加。「何回もやり直しと言われた」と照れつつ、本番では伸び伸びと持ち味を発揮している。

 見どころは、同じ2世の先輩医師を演じる星野源(36)とのバトル。愛のムチに反発し、ぶつかり合う。宮沢は「顔合わせでの星野さんは“あっ、宮沢くん!頑張ってね!”って、凄く優しかった。それがどう変わるか、不安でもあり、楽しみです」と話す。

 鈴木早苗プロデューサーは起用理由を「おぼっちゃま感。多少能天気でも真っすぐ育ってる感じがはまった」と説明。また「このドラマは、私の好きな顔を集めているとよく言われる。だって女性人気出ないと仕方ないでしょ!」と、1メートル84、64・7キロという超絶ボディーの宮沢が放つ“モテオーラ”にも魅了された様子だ。

 前作のキャストは綾野、星野をはじめ、松岡茉優(22)、吉田羊(年齢非公表)、坂口健太郎(26)といずれもブレークしている。鈴木氏は「ドラマが終わる頃には、星野源を超えるような飛躍を」と期待。宮沢は「最後はお茶の間の人気者で終われれば」と力を込めた。

 ◆宮沢 氷魚(みやざわ・ひお) 1994年(平6)4月24日、米カリフォルニア州生まれの23歳。日本語より英語が得意なバイリンガル。15年「メンズノンノ」専属モデルに。今年3月に国際基督教大(ICU)を卒業。「氷魚」は冬に極寒の琵琶湖で育つアユの稚魚のこと。釣り好きの父・和史が「どんな環境でも生き抜けるように」と命名。

 ▽コウノドリ 鈴ノ木ユウ氏の同名漫画を原作とした医療ドラマ。綾野演じる、産婦人科医とピアニストの2つの顔を持つ鴻鳥サクラが、医療センターの産婦人科で働く仲間とともに出産を通じた命の奇跡に触れ、成長していく。前回の最高視聴率は12.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。今回は前作の1年半後を描き、主要キャストが再び勢ぞろい。

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