神田沙也加 青井陽治さん悼む「もっと演出も受けたかった」演劇界から追悼の声続々

[ 2017年9月3日 17:43 ]

翻訳家・演出家の青井陽治氏(2016年撮影)
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 女優の神田沙也加(30)が3日、自身のツイッターを更新。1日にすい臓がんのため亡くなった翻訳家で演出家の青井陽治さん(享年69)を悼んだ。青井さんは朗読劇の金字塔「ラヴ・レターズ」をはじめ、ミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」など数々の作品を手掛けただけに、演劇界からは追悼の声が相次いだ。

 神田は「青井さん…いつ逢っても、お優しくて、見つけると、うれしくてハグしていました。今も心に残る励ましの言葉と自信をくださいました。(ミュージカル)ピーターパンの顔合わせが最後にお逢いした日でした。もう一度お逢いしたかった。もっと演出も受けたかった。大好きです。 ゆっくり休んでくださいね」としのんだ。

 俳優の川崎麻世(54)はツイッターで「この間、舞台を観てくれて楽屋に顔出してくれたのに。ご冥福をお祈りいたします」と追悼。

 俳優の新納慎也(42)はブログで「アンサンブルの1人に過ぎなかった僕を主役に抜擢してくれた人。この人がいなかったら今の僕はなかったと思う。『GODSPELL』は僕の役者人生のターニングポイントでもあるし、今でもとてもとても大切な作品。その作品の主役のオーディションで僕を選んでくれたのが青井陽治さんです。青井さんがいたから僕はミュージカルの世界に残れたし、今がある。来年また出演させてもらう『ラ・カージュ・オ・フォール』の訳詞にも青井さんの名前がある。日本ミュージカル界にとって偉大な功績を残した人がまた旅立たれました。本当に本当に感謝しています」と謝辞をつづった。

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2017年9月3日のニュース