大野拓朗「芝居を一から教えてくれた」“芸能界の父”船越英一郎の金言

[ 2017年5月9日 20:31 ]

映画「猫忍」の完成披露試写会で舞台挨拶を行った大野拓朗と船越英一郎
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 俳優の大野拓朗(28)が9日、主演映画「猫忍」(監督渡辺武、20日公開)の都内で行われた完成披露試写会で、共演の船越英一郎(56)とともに舞台あいさつに立った。

 2人は親子役で共演したが、大野にとって同じ所属事務所の大先輩である船越は「芝居とは何ぞやということを一から教えていただいた」という“芸能界の父”的存在。初めての連続ドラマ出演となった2011年の日本テレビ「美咲ナンバーワン!!」では、埼玉の実家から通うのが大変だと相談したところ、約3カ月間、船越宅に居候させてもらったエピソードを明かし「食事でお礼を言ったら、“そんな必要はない。俺も先輩にやってもらってきた。拓朗に後輩ができたら同じことをしてやれ”とおっしゃってくださったんです」と感謝した。

 船越は照れながらも、「いい話ですねえ」とご満悦の表情。そして「俳優を長くやっていると、同じ道を志す思い、覚悟を持った若者を応援したくなる。拓朗に大きなキラキラした目で役者になりたいですと言われたら、何でもしてやろうと思う」と親心をのぞかせた。

 舞台あいさつには、大野が変化した父上と勘違いするネコの金時も登場。大野は、「ハードな撮影の中、とてもいやしてくれた。皆さんも笑って日々の疲れをいやし、明日への活力にしてください」と金時を抱いて会場を練り歩き、PRに努めていた。

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2017年5月9日のニュース