東出昌大が分析した“若手俳優のいけないところ” 内野聖陽も「…凄いな」

[ 2017年3月15日 12:17 ]

TBSスペシャルドラマ「LEADERS(リーダーズ)2」制作発表に出席した(左から)菅野美穂、東出昌大、佐藤浩市、内野聖陽、郷ひろみ
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 俳優の佐藤浩市(55)が主演するTBSのスペシャルドラマ「LEADERS(リーダーズ)2」(26日、後9・00)の制作発表が15日、東京・赤坂の同局で行われ、佐藤のほか、内野聖陽(48)、東出昌大(29)、郷ひろみ(61)、菅野美穂(39)といった豪華キャストが顔をそろえた。

 日本の技術力で初の国産自動車を生産することを追い求めた人々の姿を壮大に描き、2014年3月に2夜連続で放送されたスペシャルドラマの続編。トヨタ自動車の全面協力のもと、史実に基づいたオリジナル作品で、今作は1934年(昭和9年)、日本の自動車需要は急速に加熱し、外国車販売の戦国時代に突入。国産自動車の開発に心血を注ぐ主人公・愛知佐一郎(佐藤浩市)と、彼を販売面で支え続けた男たちの物語を描く。

 主演の佐藤は「前作とは時間軸は一緒でアナザーストーリー。またいろいろな方をお迎えして、バトルが繰り広げられる中、前作以上にある緊張感をもって取り組むことができた」と充実の表情。「撮影は2月の頭で終わったんですけど、作品はまだできていません。それぐらい大変です」と力を込め、「熱いことは恥ずかしいことじゃありません。見る方も一緒に(画面の中に)入って、体感していただきたい。熱いドラマです、ぜひ楽しんください」とPRした。

 内野はアメリカ車のGM販売店から愛知自動車の販売店第一号となった日の出モータースの支配人・山崎、東出はその山崎の右腕となる営業マン・日下部をそれぞれ演じている。東出が以前、2人の関係性について「凸凹コンビ」と表現したことを指摘され、内野は「私はそうは思ってなかった」と不満をもらしつつも「ノッポとデブ」とジョークを飛ばしつつ「彼はまっすぐでひたむきで、今の若者にはあまりいないタイプで、本当に気持ちのいい男でした。私も思い切ってふんぞり返っていられた」と“部下”を称賛。

 そんな東出は「尊敬する諸先輩方とご一緒して、若手俳優のいけないところはフレッシュさで何とかしようとするところだと思う。そうすると、同じ画面に映った時にペラペラになってしまう。日下部のいいところは熱い思いだと思ったので、そんな付け焼き刃のフレッシュさではなく、その信念を持って挑ませていただいた」と冷静に分析し、沸かせた。これには内野も「ちゃんと若さを分析しているんだ…凄いな」と感心しきりだった。

 紅一点の菅野は山崎がたびたび訪れる割烹料亭の女将役。女将らしく和服姿で登壇した菅野は「役柄は熱意を持って働く男性たちを応援する、おいなりさんを差し入れしにく女って感じ」とニッコリ。「着物も時代を意識してくださった。私は役作りが必要がないぐらい、衣装とか、メークとかで助けていただいた。羽織の長さとかもポイントらしいんです。今年で40(歳)になるんですけど、着物のこととか全然わからなくて勉強の途中で…」と続けた。

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