昇太「百鬼夜行図屏風」見ながら、言うこと聞かない「笑点メンバーに似てる」

[ 2017年2月22日 16:00 ]

「河鍋暁斎展」開幕記念イベントに登場した春風亭昇太
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 落語家の春風亭昇太(57)が22日、都内で行われた「これぞ暁斎!世界が認めたその画力」開幕記念イベントに出席した。

 昇太は江戸時代の絵師・河鍋暁斎の企画展でナビゲーターと務め、同展の「百鬼夜行図屏風」前に出現した高座で、魅力をPR。「百鬼夜行図屏風」を見ながら「笑点メンバーに似てますね。笑点も魑魅魍魎(ちみもうりょう)な感じなので、安心します。ちょっとうれしいですね」と語り、会場の笑いを誘った。

 同展の幽霊画も「(桂)歌丸師匠ちっくですね。リアルに似ているので、言うのが憚られるくらい。本当に知り合いがたくさんいますね」と語り、同展の面白さをアピールした。

 「笑点」の司会に就任し、約8カ月。感想を聞かれると「みんな僕になってから言うことをきいてくれない」とぼやき。「歌丸師匠の時はみんなそこそこ話を聞いていたけど、(後輩ということで)僕の言うこと聞かなくてもいいと思ってる」と肩を落とした。一番聞いてくれないのは?と聞かれると「黄色(林家木久扇)!直接言えないけど」と苦笑い。前任の歌丸にも相談したことを明かし、「ニヤニヤ笑ってました。それでいいんだよって言ってました」。「でも、みんなずっと生きているわけじゃない。順番があるので、順番に滅びていって、僕の言うこと聞く人が増えていけばいい」と語り、笑いを誘った。

 同展はBunkamuraミュージアムで23日から4月16日まで開催される。

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