神木隆之介 15分間しゃべり続けた、主演作「3月のライオン」盛り上げに必死

[ 2017年2月22日 20:02 ]

映画「3月のライオン・前編」完成披露試写会に出席した神木隆之介
Photo By スポニチ

 俳優の神木隆之介(23)が22日、都内で行われた映画「3月のライオン・前編」(監督大友啓史、3月18日公開/後編・4月22日公開)の完成披露試写会前の舞台あいさつに、佐々木蔵之介(49)、豊川悦司(54)らとともに登壇した。

 同作は、羽海野チカ氏の大ヒットセラー同名コミックを大友監督が実写映画化したもので、幼いころに交通事故で両親と妹を亡くし、深い孤独を抱えながらも中学生という異例の若さで将棋のプロをしてデビューした17歳の桐山零(神木)と、彼をめぐる人々の姿を描く。

 MCから「撮影中のエピソードをクロストークして盛り上がってください」と注文が入り、最初に指名された主演の神木は「皆さん絡んで来てくださいよ!」と共演者にお願いをし、「対局中が大変で、監督が長回しをするので1回の本番で10〜15分、ずっと正座をしていて、脚がしびれてしびれて、いつもカットがかかった瞬間に『イテテテッ!』ってなっていました」と回顧。そして「ねっ、蔵さん」と、同じプロ棋士役の佐々木に話を振ると、佐々木は「そうね…」とわざと素っ気ない返事をして神木を困らせて笑いを誘いつつも、「対局のあと本当に足腰が痛くなって2週間立ち上がれなかった」と苦労を告白。

 さらに神木は「この話に絡みたい人いませんか?」とクロストークを展開させようとするも、誰もリアクションを起こさず、神木は「あれれれ…」とガックリ。そして神木から指名された豊川は「僕はベテランなので、将棋盤の前は掘りごたつにしてもらっていました」と冗談を言って会場を沸かせた。その後も全員に話を振って約15分、主導でしゃべり続けた神木は、最後にトークを楽しんだ観客から温かい拍手を浴び、満足げな表情を浮かべた。

 このほか、同舞台あいさつには神木隆之介(23)、有村架純(24)、倉科カナ(29)、染谷将太(24)、清原果耶(15)、前田吟(73)、中村倫也(30)、奥野瑛太(31)、新津ちせ(6)、大友監督(50)も登壇した。

続きを表示

この記事のフォト

2017年2月22日のニュース