「キャプテン」38年ぶりに復活!「グラゼニ」原作コージィ城倉氏が“再現”

[ 2017年2月15日 00:00 ]

「グランドジャンプ」2月15日発売号にコラボピンナップ。「キャプテン」本編の特別ピンナップ(C)ちばあきお
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 故ちばあきお氏の名作野球漫画「キャプテン」の続編が38年ぶりに復活する。4月5日発売の「グランドジャンプ」9号(4月5日発売 集英社)から連載されることになったもの。

 作画、物語ともコージィ城倉氏が担当。同氏はちばあきお氏を敬愛しており「おれはキャプテン」などの野球漫画を描き、また「グラゼニ」(森高夕次名義)の原作者としても知られている。ちばあきお氏は兄ちばてつや氏のアシスタントをする中、67年にデビュー。「キャプテン」など名作を残し、84年、41歳の若さで自ら命を絶った。

 続編は、本編で墨谷二中のキャプテンを最初に務めた谷口が墨谷高3年となり、後輩の丸井、イガラシらと甲子園を目指す話で、城倉氏は「新機軸は打ち出しません。コンセプトは『何もたさない、何も引かない』。ちばあきお先生が生きていたらおそらくこんなカンジで描いたのではないだろうか…というテイストを“再現”してみたい」とコメントしている。

 「キャプテン」は1972年2月号〜79年3月号まで、当時の別冊少年ジャンプで連載。歴代キャプテンを中心に、ふつうの少年たちが一致団結して野球に打ち込む姿が感動を呼び、アニメ化もされた。73年27号からは墨谷高に進学した谷口を描く「プレイボール」も週刊少年ジャンプで連載。78年31号で、谷口が3年生に進級してすぐに終了した。今回の続編は、その先を描くことになる。

 また、「キャプテン」復活を記念して「グランドジャンプ」6号(2月15日発売)にWBC日本代表の「侍ジャパン」とのコラボピンナップも掲載される。

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