綾野剛 続編完成に感慨「ようやくここまで」、伊勢谷友介は松葉杖姿で登場

[ 2017年1月8日 16:36 ]

映画「新宿スワン2」完成披露プレミアイベント、舞台あいさつに登場し、座ってトークする伊勢谷友介(中央)と上地雄輔(左)、綾野剛
Photo By スポニチ

 俳優の綾野剛(34)が主演する映画「新宿スワン2」(監督園子温、21日公開)の完成披露プレミアイベントが8日、都内の映画館で行われ、綾野のほか、浅野忠信(43)、上地雄輔(37)ら総勢11人の豪華キャスト陣が勢ぞろいした。

 伊勢谷友介(40)は左足をケガし、松葉杖での参加となった。「週刊ヤングマガジン」で連載された和久井健氏の同名漫画が原作で、15年5月に公開した新宿・歌舞伎町のスカウトマンの抗争を描くアクション作の続編。今作は原作の「横浜王国編」を映像化している。

 綾野は「ようやくここまでたどりつけました。ここに立てて幸せです」と感慨深げ。前作から1年半が経過しての続編に「本当に奇跡だなと思う。前作を愛してくださったおかげで『2』を届けられます。感謝申し上げます。ようやく始まります」と感謝した。

 派手なアクションも魅力となっている作品だが、綾野は「本当に終わるのかなぐらい、浅野さんとはやった。早く倒れてくれねぇかなって」と苦笑。予告でも使われている看板を倒すシーンについては「大きいケガはなかったですけど、しっかり許可を取らせていただいたんですが、本当に事故だと思われて。ちょっと警察の方がいらっしゃって…。大丈夫ですか?って。事故じゃないです、演出ですって…ちゃんと終わったんでよかったんですけど」と舞台裏を明かし、驚かせた。

 劇場のエントランス階段にはレッドカーペットが敷かれ、劇中さながらにキャスト陣が観客に名刺を配り、舞台あいさつへの“スカウト”を敢行。寒い中、集まったファンに綾野は「あけましておめでとうございます!」とあいさつし、ガッツポーズ。その後、行われた舞台あいさつでは“成人式”スペシャルイベントと題し、キャスト陣が20歳の頃の写真を披露。若かりし頃の写真に上地から「整形したんだ!」と思わぬツッコミを受けた綾野は「するんだったら、もっとちゃんとする!」と返し、笑いを誘った。

 伊勢谷はレットカーペットイベントにも参加予定だったが、舞台あいさつのみに松葉杖姿で参加。前作からの参加の伊勢谷は「こんな状態ですが、舞台に上がらせていただきました。嬉しく思っています」とあいさつ。トークセッション中は1人スツールに座っての受け答えとなり、最後のフォトセッションでは綾野がそんな伊勢谷の腰に手を回し、支える姿も見られた。

 イベントには、深水元基(36)、金子ノブアキ(35)、久保田悠来(35)、桐山漣(31)、中野裕太(31)、佐藤祐基(32)、一ノ瀬ワタル(31)も参加した。

続きを表示

この記事のフォト

2017年1月8日のニュース