“欽ちゃん球団マドンナ”片岡安祐美 元DeNA育成選手と真剣交際

[ 2017年1月8日 05:30 ]

元プロ野球選手との真剣交際が発覚した片岡安祐美
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 タレントの萩本欽一(75)が創設したクラブ野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」のマドンナで、選手兼任監督を務める片岡安祐美(30)が、プロ野球DeNAでプレーした元投手で、現在はラーメン店店主の小林公太さん(25)と真剣交際していることが7日、分かった。2015年夏に共通の知人を通じて知り合い、交際に発展。片岡は野球の合間を縫って小林さんの店をサポートするなどスープも冷めないラーメン愛を育んでいる。

 東京都文京区の都営地下鉄白山駅の駅前商店街にあるラーメン店「夢を語れ」。昨年11月末にオープンしたばかりの真新しい店内で長身の男性がせわしなく仕込み作業に追われていた。そばのテーブルでは、買い出しから帰ってきた女性が袋の中身を広げている。2人は忙しく手を動かしながら仲むつまじく時折、言葉を交わす。その新婚夫婦のような雰囲気を漂わせていた女性が片岡だ。グラウンドで見せる表情とは違い、5歳年下の恋人・小林さんを気遣うように大人の女性の柔らかいほほえみを浮かべていた。

 この日、スポニチ本紙が交際情報を元に同店を直撃取材すると、片岡は驚いた様子ながらも照れ笑いを浮かべ「小林さんは私の人生で今までに会ったことのないタイプです。お付き合いして1年半くらいになります」と認めた。小林さんは12年のDeNA退団後に米大リーグに挑戦。その後、豪シドニーに語学留学し、米ボストンでラーメン修業した行動力にあふれた好青年。過去にバラエティー番組で「男友達が200人いるが、気になる人はいない」と話していた片岡だが、頼りがいのある性格と底抜けの明るさに引かれたようだ。

 2人は15年夏に共通の知人の紹介で食事に行ったことをきっかけに交際をスタート。昨年のクリスマスを東京の小林さんの実家で、今年の正月を熊本の片岡の実家で過ごすなど家族ぐるみの付き合いを続けている。デートはもっぱら片岡主導で、休みの日には趣味のウインドーショッピングに小林さんを付き合わせることが多い。男子に交ざってプレーする上に監督業も兼任する片岡にとって、それが心の支えになっている。

 小林さんのラーメン店を軌道に乗せるため片岡も愛の共同作業に懸命だ。週に1回のペースで自宅のある茨城県から車で1時間以上かけて同店を訪れ、買い出しや開店前の準備などを手伝っている。そんな献身的なサポートに小林さんは「テレビで見るイメージよりも落ち着いていて家庭的。料理もうまいし、片付けや掃除も自分からしてくれるし、助かってます」と頬を緩めた。

 結婚についてはまだ具体的な話は出ていないが、片岡は「野球漬けの毎日を送っていることにも理解がある。結婚したとしても野球は続ける。それは彼にも伝えています」とし、前向きに考えている。てんこ盛りの二郎系ラーメンのようにアツアツの2人。ボリュームたっぷりの愛が実る日も近そうだ。

 ◆片岡 安祐美(かたおか・あゆみ)1986年(昭61)11月14日、熊本県生まれの30歳。小学3年で軟式野球部に入ると出水南中でも軟式でプレー。3年時には史上最年少の14歳で日本代表のセレクションに合格。05年3月には萩本欽一監督が率いるクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」に入団。ポジションは二塁手。萩本の後を継ぎ、11年から同球団の選手兼任監督を務める。女子野球日本代表として03、04年の世界大会連覇に貢献した。1メートル53、48キロ。右投げ右打ち。

 ◆小林 公太(こばやし・こうた)1991年(平3)9月1日、東京都生まれの25歳。多摩大聖ケ丘では甲子園出場はなし。09年育成ドラフト2位で横浜(現DeNA)に入団。1軍出場はなく、12年10月に戦力外。直後に大リーグ・インディアンスとマイナー契約を結ぶも、13年7月に退団。米独立リーグでもプレー経験がある。現役時のサイズは1メートル83、80キロ。右投げ右打ち。

 ▽茨城ゴールデンゴールズ 2005年に萩本欽一が創部した社会人クラブチーム。本拠地は茨城県稲敷市。社会人野球チームの相次ぐ廃部とプロ野球再編問題で球界が揺れていたことから、萩本が野球界の活性化を願い設立に動いた。10年まで萩本がオーナー兼監督を務めた。全日本クラブ野球選手権は07、08、14年の3度優勝。

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