キンコン西野 ディズニー超え狙うも「圧倒的に負けてる」好感度ネック

[ 2016年10月22日 16:02 ]

最新絵本「えんとつ町のプペル」の発売記念サイン会を開いたキングコング・西野亮廣
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 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(36)が22日、絵・文・監督を務めた絵本「えんとつ町のプペル」(幻冬舎刊)の発売記念サイン会を東京・新宿のルミネtheよしもとで行った。

 4作目の絵本となるが、「映画なら監督、照明、撮影といるのに、なんで絵本って1人で作るのかなと思っていた」という西野。そこで、クラウドファウンディングで資金1000万円を集め、背景やキャラクターなど35人のクリエイターが完全分業で描くという新たな制作スタイルに挑戦した。

 既に予約段階で絵本では大ベストセラーとなる1万部を突破しており、「より面白いものを作って、ウォルト・ディズニーを倒す。もう背中は見えている」と豪語。だが、「好感度が圧倒的に負けている。そこさえ追いつければ」と自ちょう気味に語った。

 低好感度芸人であることは自任しており、「国民から好かれる芸人になりたいですよ。シュッとした人になりたい。俳優でいえば伊勢谷友介さん。なれるんならなりたい。言うのは自由でしょ」と開き直り。絵柄が「ハリー・ポッター」シリーズに似ているという指摘には、「そういうこと言うと、またパクリ疑惑とか書かれるから、いらんワードを出さんといて」とグチった。

 この日もルミネに出演するなど、「スケジュールで一番多いのは漫才。そこは変わっていない」と強調。その上で、「“えんとつ町のプペル”の映画化、アニメ化を狙います。言っておけば、話が来るかもしれんでしょう」と期待していた。

 また、昨年4月に米ニューヨークで独演会を開催したことがあり、同期の「ピース」綾部祐二(38)が来年4月からニューヨークに拠点を移すことについては、「頑張れよ、とは言いました。あいつ、好きなんですよ。格好いいし、シュッとしているから」とエールを送っていた。

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2016年10月22日のニュース