三浦九段将棋ソフト不正使用疑惑 将棋連盟が調査チーム立ち上げ

[ 2016年10月22日 05:30 ]

 将棋プロ棋士、三浦弘行九段(42)が対局中にコンピューターソフトを不正使用した疑いが浮上し、出場停止処分を受けた問題で、日本将棋連盟常務理事の島朗九段は21日、「来週から顧問弁護士を中心とした調査チームを立ち上げる」との意向を示した。

 また同日、疑惑に関する棋士への説明会が開かれ、羽生善治3冠、佐藤天彦名人、郷田真隆王将らトップ棋士も出席。島九段によると「うやむやにしてはいけない」「泥仕合はよくない」などの意見が出されたという。

 一方、三浦九段は21日、「自らの潔白を証明するため、スマートフォンと4台のパソコンを信頼のおける調査会社などに提出する。連盟が不当な処分を撤回してくれるよう願ってやみません」との声明文を出した。

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2016年10月22日のニュース