「NAONのYAON」2年ぶり開催 寺田恵子は13年ぶりアルバム発売

[ 2016年10月18日 05:30 ]

寺田恵子
Photo By 提供写真

 女性バンドSHOW-YAプロデュースによる出演者全員女性のロックフェス「NAONのYAON」が来年4月、東京・日比谷野外音楽堂で開催されることが決まった。毎年恒例のイベントで、今回で通算12回目。4月の開催は15年以来2年ぶりとなる。出演者は未定だが、毎回大物が名を連ねることで知られ、注目が集まる。

 SHOW―YAのボーカル寺田恵子(53)は19日に、13年ぶり7枚目のソロアルバム「PIECE OF MY HEART」を発売する=写真。カバー、オリジナルを織り交ぜた全11曲で、寺田の歌唱力にスポットを当てた選曲となる。

 目玉の一つが、湯川れい子さん(80)が詞を手掛けた「黒い揚羽蝶~NO’NO’NO」。湯川さんは13年、野音90周年記念行事の一環として、08年から休止していた「NAONのYAON」再開を寺田に勧め、後押しした“恩人”でもある。

 寺田は6月に都内で行われた湯川さんの生誕80年、音楽評論家55年、作詞家50年を祝う会にも出席。「あふれる女性らしさ、エネルギーに改めて触れ、詞をお願いした。先生の素敵さを存分に発揮した詞を頂きました」と感謝する。

 湯川さんは「大人かっこいい!ハンサムウーマンという言葉がぴったりくる」と仕上がりを絶賛。来春に野音で聴くことができるかもしれない。

 ほか宇崎竜童(70)率いるダウンタウン・ブギウギ・バンドの「身も心も」(77年)のカバーや、織田哲郎(58)書き下ろしの「孤独な花火」が収録される。

続きを表示

この記事のフォト

2016年10月18日のニュース