NHK放送総局長 SMAP紅白出演に「出場される方々の意志が大事」

[ 2016年9月21日 16:13 ]

 NHKの木田幸紀放送総局長が21日、東京・渋谷の同局で定例総局長会見を行い、12月31日の「第67回紅白歌合戦」(後7・15~11・45)へのSMAP出演について言及した。

 SMAPの紅白出演をめぐっては、籾井勝人会長(73)が今月8日の定例会見で「ぜひ出ていただきたい。誠意を尽くすという意味で、私が出掛けていくことはいとわない。メンバーはそれぞれ意見があるだろうし、私が行っても“おまえ、誰や?”ということになる。喜多川社長に話すのがいいと思う」と、ジャニー喜多川社長(84)に直接要請する考えがあることを示唆した。

 20日には12月のベストアルバムの発売も発表され、紅白への出演がさらに期待される中、改めてコメントを求められた木田総局長は「会長に俺が行くって言われたら止めることはしませんが」と苦笑しつつ、「長年の経験で総局長が言ったからといって変わらない」と現場の交渉を優先することを明言。SMAPの出演に関しては「心残りがないようにパフォーマンスしてほしい。そのためには、まずは出場される方々の意志が大事かなと思う」と話した。

 現状では、テレビ局関係者によると、SMAPの紅白出演は現段階では「100%ない状況」とされており、会見に同席した紅白の担当者も「テーマに向かって内容や、出演者に関して調整している。具体的なオファーはしていない」とコメントした。

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2016年9月21日のニュース