「ジョジョ」荒木飛呂彦さん 復興へ岩手国体イラスト

[ 2016年9月21日 05:30 ]

国体と全国障害者スポーツ大会に向けて、漫画家の荒木飛呂彦さんがデザインしたイラスト(岩手県提供「(c)LUCKY LAND COMMUNICATIONS)

 岩手県は20日、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる仙台市出身の漫画家荒木飛呂彦さんが10月に同県で開催される国体と全国障害者スポーツ大会に向けてデザインしたイラストを公開した。開会式やパブリックビューイングの会場に掲示する大型ポスターなどに活用する。

 イラストのテーマは、東日本大震災からの復興と、人間を大事にする社会を目指す県民の姿を示した「いわて人間讃歌(さんか)」。三陸鉄道や南部鉄器といった県内の名所や名産があしらわれた扉が開き、若い女性が未来へ疾走する姿が描かれている。

 達増拓也知事は「震災という障害を乗り越えていく姿がよく分かる。細かなところまで岩手らしさが描き込まれている」と評価した。

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2016年9月21日のニュース