長谷川博己 地震にも動じず…“妻”尾野真千子を気遣う「大丈夫」

[ 2016年9月7日 14:32 ]

NHK「夏目漱石の妻」取材会に出席した長谷川博己(左)と尾野真千子

 女優の尾野真千子(34)と俳優の長谷川博己(39)が7日、都内でNHK総合「夏目漱石の妻」(24日スタート、土曜後9・00)の試写会後に会見を行った。

 長谷川が文豪・夏目漱石を、尾野が社交的で明るく献身的に漱石を支える妻・鏡子を演じる。同会見中、地震が発生するハプニング。揺れに気付いた共演者や報道陣が騒然とする中、尾野が不安そうに長谷川に手をやると、長谷川が「大丈夫、大丈夫」となだめる夫婦さながらの場面もあった。

 2人は作品中、まさに夫婦になりきりアドリブを連発。カットがかからなければずっと芝居を続けるほど夏目漱石夫妻になりきっていた。尾野は「セリフが覚えられないとかの苦がなかった。本当に楽しく現場に行っていました」と回顧。長谷川も「夏目漱石を演じるということで初めはプレッシャーだったのですが、尾野さんが全部受け答えてくれた。会話のキャッチボールができて、不安も忘れました」と語っていた。

 尾野は「鏡子という人は本当に自分の旦那様を愛してたんだな、と思う。ドラマの中ですが、長谷川さんを通して夏目漱石を心から愛せた気がします」と手応えを語り、作品を通して夫婦愛を感じているようだった。

 会見にはほかに黒島結菜(19)、舘ひろし(66)も出席した。

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