「真田丸」第22話視聴率は16・6% 沼田裁定で北条と論戦

[ 2016年6月6日 11:16 ]

NHK大河ドラマ「真田丸」で主演を務める堺雅人

 俳優の堺雅人(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の第22話が5日に放送され、平均視聴率は16・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが6日、分かった。

 大坂編がスタートした第14話は17・1%。第15話は第5話の19・0%以来10週ぶりの18%超えとなる18・3%を記録。第16話16・9%、第17話17・0%、第18話19・1%、第19話17・0%、第20話18・7%、第21話16・8%と推移し、今回も16・6%と好調をキープした。

 初回19・9%と好発進。第2話は20・1%で、NHK大河ドラマの20%超えは2013年「八重の桜」の初回21・4%以来3年ぶり。

 大河ドラマ55作目。戦国時代最後の名将・真田幸村=本名・真田信繁(のぶしげ)の生涯を描く。ヒットメーカー・三谷幸喜氏(54)が「新選組!」(2004年)以来、2度目の大河脚本。タイトルの「真田丸」は大坂冬の陣で信繁が築いた最強の砦。同時に、家族の物語として一艘の船に例えた。演出は木村隆文氏ほか。

 第22話は「裁定」。真田は北条氏政(高嶋政伸)による沼田城明け渡し要求を断固拒否する。北条を上洛(じょうらく)させたい秀吉(小日向文世)の前で、北条と真田との論戦の幕が上がる。徳川方の本多正信(近藤正臣)も加わり、一瞬の隙も許されない中、信繁(堺)は真田の代表として弁舌と胆力の限り、北条に挑む。やがて、秀吉が裁定を下す…という展開だった。

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2016年6月6日のニュース