NHKのど自慢 機器の故障で約3分間、音声が二重に

[ 2016年6月6日 05:30 ]

 5日午後に生放送されたNHKの番組「NHKのど自慢」で、冒頭から約3分間、音声が二重になるトラブルがあった。番組中、「お聞き苦しいところがありました」とわびるテロップが表示されたほか、司会者の小田切千アナウンサー(46)が謝罪。同番組は全国放送で、生放送されているラジオでも同様のトラブルがあった。

 NHKによると、番組は福井県勝山市からの放送で、冒頭の午後0時15分から同18分の間、ステレオの左右の音声のうち右の音声が約10秒遅れた。オープニングの鐘や小田切アナのあいさつ、1組目の歌唱も遅れて聞こえ、ネット上では「輪唱みたい」との声が上がった。

 東京都渋谷区の放送センター内の機器の故障が原因とみられ、詳細を調べている。

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2016年6月6日のニュース