平原綾香 全国ツアー初日、豪華アーティスト書き下ろしの“愛”歌う

[ 2016年5月21日 20:20 ]

全国ツアーをスタートした平原綾香

 歌手の平原綾香(32)が21日、埼玉県和光市から全国ツアーをスタートさせた。

 「体力がいる曲が多い」という今回のツアーに向け平原はジムに通い、パーソナルトレーナーについて“オリンピック選手の卵”用のトレーニングを約3カ月行って初日に備えた。

 アルバム「LOVE」のジャケット写真をほうふつさせる白い幕が開き、ツアー初日がスタート。「来て下さってありがとうございます!LOVEツアー今日が初日です!こんなにいっぱいのお客さんに来ていただけて本当に嬉しいです。泣いちゃダメ…泣いたら歌えなくなっちゃうからね」と言いつつも涙ぐんだ。

 赤いドレスを身にまとって、玉置浩二(58)が作詞・作曲した「マスカット」を披露すると「この曲はみなさんご存じかと思いますが、玉置浩二さんに作っていただきました。本当に大好きな方なのでリスペクトの気持ちを込めて歌わせていただきました。玉置さん退院なさったんだって、よかったね!」と話し、会場からも温かい拍手がわき起こった。

 アンコールでは、東日本大震災直後に塩釜市の避難所で一人の女性が書いた詩をもとに作られたという「わせねでや」を披露。「わせねでやは“忘れないで”という意味です。震災で傷ついた人たちへの応援歌として生まれた曲です」と語り、約2時間にわたるステージの幕を閉じた。

 中島みゆき(64)、徳永英明(55)、岡本真夜(42)ら豪華アーティスト書き下ろしの曲が詰まったアルバム「LOVE」を引っさげてのライブとなるツアーは、“愛”をテーマに7月31日までの前半18公演をバンドスタイルで、9月4日から11月6日までの後半18公演をアコースティックスタイルで、計36公演を行う。

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