高良健吾、行定監督 短編「うつくしいひと」上映会で熊本にエール

[ 2016年5月21日 17:15 ]

 被災前の熊本県が舞台となった短編映画「うつくしいひと」の上映会が21日、熊本市の映画館で開かれた。いずれも同県出身で、監督を務めた行定勲さんと出演した俳優の高良健吾が駆け付け、被災地にエールを送った。

 上映後のトークショーで行定監督は「私の魂は熊本にある。寄り添っていく」と応援。地震直後からボランティア活動に加わった高良は「皆さんの力で、新しい熊本になれる。私も頑張ります」と励ました。

 映画は約40分の作品で熊本の魅力をPRするために制作された。政治学者の姜尚中さんが、ミステリアスな雰囲気を漂わせる謎の男を演じ、旅をする物語。地元住民の一人として高良も登場する。昨年10月、地元出身の監督や俳優が集まり、熊本城や阿蘇山などで撮影した。

 行定監督によると、被災地支援のためチャリティー上映する動きが各地に広がっているという。

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2016年5月21日のニュース