江守徹、初対面のユナク絶賛「さわやか、自分が女性だったらいい」

[ 2016年5月13日 16:23 ]

映画「マクベス」初日舞台あいさつに登壇したユナク(左)と江守徹

 俳優の江守徹(72)が13日、都内で行われた英映画「マクベス」初日舞台あいさつに出席した。

 シェークスピア4大悲劇すべてに出演歴がある江守は「シェークスピアの作品はずいぶん見ましたが、その中で一番いいものだと思っています」と同作を絶賛。「シェークスピア作品とは思えないくらい、そこに人物が存在しているかのようで、(マクベス夫妻は)すばらしい2人でしたね」と称賛していた。

 自身も89年にマクベスを演じているが、「他の4大悲劇の中でも一番短くて、台本が薄い。それだけ物語が単純。だからその心情をどう観客に伝えるか、監督と俳優の力量が試される」とその難しさを告白するも、シェークスピア作品に魅せられ「また機会があればやりたいですね」と意欲的だった。

 ほかに日本語版テーマソングを歌う超新星のユナク(31)も出席。江守と初対面し、「お会いできて光栄。オーラ、存在感がすごい」と緊張の面持ち。対して江守はユナクの印象を聞かれ「実にさわやかで、自分が女性だったらいいな、と思ってます」とちゃめっけたっぷりに語り、女性客の笑いを誘っていた。

 江守は12月に舞台に挑戦するユナクから演技のアドバイスを求められる一幕も。「演技というのは自分を観客にさらけ出すこと。心に正直に思うまま演じることが大事だと思います」との言葉を送っていた。

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