誰よりも深かったAKB愛 たかみな、卒業発表から487日も在籍

[ 2016年4月9日 05:34 ]

卒業公演を終え、劇場内に飾られていた自身の顔写真を取り外した高橋みなみ(C)AKS

 AKB48の高橋みなみ(25)が8日、東京・秋葉原の専用劇場で卒業公演を行った。劇場オープンの2005年12月8日にデビューしてから10年4カ月。キャプテン、グループ総監督を歴任した精神的支柱がついにラストステージを終えた。

 10年間、AKBのために生きた。14年12月8日に行われた9周年特別公演で、10周年をめどに卒業することを発表。その際、スポニチ本紙に「正直、自分自身はもうやり残したことがない。ただ、AKBのことは心配。自分がいる間にメンバーのみんなに何かを残したい」と卒業までの1年にかける思いを打ち明けた。

 結局、10周年の15年12月8日には卒業せずに年を越し、今年3月9日発売の10周年記念シングル「君はメロディー」に参加、卒業はこの日までずれ込んだ。卒業発表から実際の卒業までの日数は487日。前田敦子(24)の155日、大島優子(27)の160日をはるかに超えた。その裏には、AKBへの深い愛情があった。

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