島倉さん歌碑 裏手に19年ラグビーW杯会場

[ 2016年3月31日 11:00 ]

岩手県釜石市が誘致に成功し、2019年に開催されるラグビーW杯で使用されるスタジアム予定地。現在は盛り土があるだけ

釜石に島倉千代子さん歌碑

 島倉さんの歌碑が設置されたのは、宝来館の駐車場脇にある津波避難路の入り口。避難路の裏手は、19年ラグビーW杯で使用される「釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム(仮称)」の予定地。まだ盛り土があるだけだが、女将の岩崎さんは「19年に向けて釜石が盛り上がってほしい」と期待を寄せる。

 旅館は2階の高さまでの津波に襲われ、自らも一度は流された。周辺は区画整理の途中だが、少しでも観光客が増えることを願って営業を続けている。「復興はまだまだ。スポーツと同様、チームワークと助け合いが大事」と話した。

続きを表示

2016年3月31日のニュース