乙武氏が不出馬表明「家族と向き合う時間最優先」

[ 2016年3月31日 05:30 ]

乙武洋匡氏

 乙武洋匡氏(39)が30日、夏の参院選に出馬しない意向を正式に表明した。所属事務所を通じ文書で「さまざまなお話をいただいておりましたが、これまでもお答えしてきた通り、出馬の意向はございません」とのコメントを発表。週刊新潮に、5人の相手と不倫をしていたと報じられ、事実を認めたことなどから、立候補は困難だと判断したとみられる。「当面は仕事関係の活動を控え、家族と向き合う時間を最優先させる」としている。

 乙武氏は、自民党から東京選挙区(改選数6)への出馬を模索していた。同党も、障がいがありながら執筆や講演を続け、安倍政権が掲げる「一億総活躍」をアピールできる目玉候補として擁立に動いていたが、党幹部は30日、擁立を見送る方針を明かした。40歳の誕生日前日の来月5日には、都内のホテルで誕生会が開催され、その場で出馬表明する予定だった。

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2016年3月31日のニュース