たかみな 5分半涙のあいさつ「本当にありがとう。私は幸せでした」

[ 2016年3月27日 20:40 ]

ファンに手を振りながらステージを歩く高橋みなみ

高橋みなみ卒業コンサート

 高橋みなみ(24)はアンコール明けにファンへ涙ながらにあいさつ。10年間の思い、ファン、そしてメンバーやスタッフへの感謝、AKB48への恩返しなどを5分半に渡り語った。

 以下、あいさつ全文。

 私が人生で一番、初めて一生懸命になったことがAKB48でした。

 14歳から10年間、今24です。いろいろなことがありました。楽しかったこと、辛かったこと、たくさんのメンバーとの出会い、別れ。取り残されていく自分、いっぱいいっぱい泣きました。

 辛いならやめればいい、一度母に言われたことがあります。でもその時やめなかったのは、AKBが大好きだったからです。AKBで頑張っている自分が、もがいている自分が好きでした。だからずっとこのグループにいたいと思いました。メンバーと、みんなとずっといたいと思いました。

 でもそれではいけないということを知りました。好きだからこそ、前に進まなきゃいけない。そう教えてくれたのは先に卒業していった仲間たちの背中でした。私にもまだやってみたいことがたくさんある、自分を試してみたい。だから10年を振り返るのはきょうで終わりにしようと思います。前に進もうと思います。

 これから歩む道、自分の無力さに苦しくてへこたれることもたくさんあると思いますが、後ろを振り返ればたくさんの仲間たちがいる、たくさんの後輩たちがいる。その子たちにいい背中を見せたい。だからここで約束させてください。私高橋みなみは「努力は必ず報われる」と、卒業したこの先、必ず証明します。それがAKBにできる私の恩返しです。

 いつだって優しい声をかけてくれる皆さんの温かさに10年間支えられました。みなさんの声がなかったら私はここにはいないと思います。こんな寒い中来て下さったみなさん、48グループを愛してくださっているみなさん、本当にありがとう。

 いつも私の長い話を聞いてくれたメンバー、本当にありがとう。舞台チーム、こんな素敵な場所を用意してくれてありがとう。衣装、メイクチーム、いつも素敵な衣装を作ってくれて、私たちをアイドルにしてくれてありがとう。メイキング、ムービーチーム、いつも邪険にしてごめんなさい。みんながいい絵をとってくれるから思い出がいっぱいです、ありがとう。スタッフ、マネジャーチーム、変な人ばっかりです。スタッフらしくないし、マネジャーらしくないけど、一生懸命頑張ってくれるみんなが大好きでした。本当にありがとう。そして最後に秋元先生、こんな最高のグループを作ってくださり、本当にありがとうございます。

 私は幸せでした。感謝の気持ちを込めて歌います。「背中言葉」。

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2016年3月27日のニュース