松ちゃん　乙武氏の不倫騒動に明るい一面「ドスケベと頭どつける」

ダウンタウンの松本人志

　ダウンタウンの松本人志（５２）が２７日放送のフジテレビ「ワイドナショー」（日曜前１０・００）に出演。５人の女性との不倫関係を認め、謝罪した作家の乙武洋匡氏（３９）について言及。「障がいを持っている男性にしたら、励みになるニュース」などと持論を展開した。

　乙武氏は同番組に度々出演。松本はまず「もし（参院選への）出馬がなくなった場合、この番組の（前園真聖らが務める）ウエイターが１人増えることになる」と笑いを誘った。

　「不倫はいったん置いておいて」と前置きし「例えば、障がいを持つ親御さんとか『この子、大丈夫かな』っていろいろ心配に思うこともあるけど、このニュースを見た時に『この子頑張れるな』って。『ちゃんと恋愛もできて、孫も見れるんや』っていう、明るく取った人もいると思うんですよ。そんなに（乙武氏を）悪く言ってほしくないなという考えです」と持論を展開。

　「われわれも必要以上に障がいを持っている人に気を使い過ぎちゃっているのが、こういうことがあることで、乙武さんがもし今度（番組に）帰ってきた時に『このドスケベ』って頭どつけるような気がするんです。これを機に世の中がね、少しでも変な溝みたいなものがなくなっていくきっかけになったらいいなとは思っているんですよね」と語った。

　２４日発売の「週刊新潮」（新潮社）が報道し、乙武氏は同日朝、自身の公式サイトで謝罪。早期の謝罪で騒動収束を図ったが、一緒に夫人のコメントを掲載したことが裏目に出て“炎上”する事態に発展した。所属事務所によると、当面のスケジュールは白紙で「しばらく家族を優先するために仕事は休む」としている。