大友康平、ドラマ共演の綾瀬にタジタジ?バンド名を「ホットドック」

[ 2016年2月5日 18:40 ]

12日放送のTBSドラマ「わたしを離さないで」第5話に出演する大友康平(C)TBS

 歌手の大友康平(60)がTBS金曜ドラマ「わたしを離さないで」(金曜後10・00)の第5話(12日放送)に出演する。

 原作は、日系英国人のベストセラー作家カズオ・イシグロ氏(61)が05年に上梓した「Never Let Me Go(原題)」。英国で100万部を超える大ヒットとなった衝撃SFミステリーで、今回が世界初のドラマ化。綾瀬はるか(30)三浦春馬(25)水川あさみ(32)が「特別な使命」を背負った若者を演じ、生の意味を問い掛ける。

 物語は第3話から青年期に突入。山の中にある世間から隔離された施設「陽光学苑」を卒業した主人公たちは、生活の場を「コテージ」と呼ばれる一軒家に移し、共同生活を送る。

 大友は第5話で元ロカビリーシンガーで古着店の店長役を務める。これまで閉ざされた世界で生きてきて、外の人々とかかわりの少なかった主人公たちが初めて人の温かさに触れるという印象的なシーンで登場する。大友は還暦を迎えて初のテレビドラマ出演。今回のみの出演とはいえ、今後のストーリーにつながる重要な場面に登場。監督からアイデアを求められ、すぐに要求に応じるなど柔軟な演技を見せた。現場では初共演の綾瀬や三浦ともすぐに打ち解け、綾瀬の天然ぶりも加わって現場の空気は和やかなものになった。

 綾瀬について大友は「一度、レストランで偶然会いました。まあ天然な方だったという印象があります。お母さんと俺が同学年で『昔ホットドックというバンドをやっていたんだよ』と話したら、すぐにお母さんに電話して『ねえ、ホットドックでバンド知ってる?』と聞いたのにはビックリしました。素顔と演じているときのギャップが最高ですね」と綾瀬の天然エピソードを披露していた。

 大友は3月に還暦になって初のライブを行う予定。ロックボーカリストとしても演技者としても走り続けるアーティストが、ドラマの大事な局面でどんな演技を見せたのか注目だ。

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2016年2月5日のニュース