JCOMもリオ五輪放送へ JCから権利購入、マイナー競技中心

[ 2015年12月17日 21:42 ]

 リオデジャネイロ五輪の日本でのテレビ放送に、ケーブルテレビ大手ジュピターテレコム(JCOM)が参画し、NHKや民放が中継しないマイナー競技を中心に放送する見通しであることが17日、関係者への取材で分かった。近く正式に発表される。

 五輪の日本向け放送権は、NHKと民放で構成するジャパンコンソーシアム(JC)が国際オリンピック委員会(IOC)から取得し、分担して中継している。JCOMはJCから権利の一部を購入して放送する。

 JCはインターネットなど全てのメディアの権利を含め、14年ソチ冬季五輪とリオ五輪の日本向け放送権を計360億円で取得した。五輪の日本向け放送権料は高騰が続いており、JCは放送しきれない映像の活用法を模索していた。

 東京五輪を含む18~24年の五輪4大会の放送権も、既にJCが計1100億円で一括取得している。

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2015年12月17日のニュース