たかじんさん妻訴訟 中傷の元弟子に300万円支払い命じる

[ 2015年10月29日 05:30 ]

故やしきたかじんさん

 昨年1月に亡くなったやしきたかじんさん(享年64)の妻・さくらさんが元弟子の打越元久氏にインターネットラジオなどで名誉を傷つけられたとして、1000万円の損害賠償を求めた裁判の判決が28日、大阪地裁で言い渡され、被告・打越氏に慰謝料300万円の支払いを命じた。

 出廷した原告の代理人弁護士は「ほぼこちら側の主張は認めていただけたかと思う」と語った。打越氏は出廷せず、判決を受けて「大変残念」とコメントを発表し、控訴の意向を示した。

 また、たかじんさんの闘病生活を描いた百田尚樹さんの著作「殉愛」で、事実と異なる内容を書かれて名誉を毀損(きそん)されたとして、たかじんさんの元マネジャーの男性が、百田さんと出版元の幻冬舎(東京)を相手取り、1100万円の損害賠償を求める訴訟を28日、東京地裁に起こした。

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2015年10月29日のニュース