忽那汐里「魅力的な国」ロケ先トルコで“水を得た魚”状態になったワケ

[ 2015年10月29日 20:33 ]

映画「海難1890」会見で、フォトセッションでカメラマンのリクエストに応える(右から)田中光敏監督、主演の内野聖陽、忽那汐里
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 女優の忽那汐里(22)が29日、大阪市内で、ヒロインを演じた映画「海難1890」(12月5日公開)の会見に出席した。

 日本とトルコの合作で、両国の友好関係を築く原点となった1890年の和歌山県沖でのトルコ軍艦エルトゥールル号の海難事故(エルトゥールル号編)と、1985年の戦下のイラン・テヘランでのトルコの救援機による日本人救出劇(テヘラン救出編)という2つの史実を描く。

 両編に出演し2役を熱演。テヘラン救出劇編のトルコでの撮影を振り返り、「モスクが至る所にある街並みがとてもキレイだし、食事はとにかくおいしくて魅力的な国でした」と笑顔。田中光敏監督から「汐里ちゃんは、イスタンブールにいるときは水を得た魚のようにご機嫌さんで、趣味のレコード屋通いをしてた」と言われ、「東京で凄く高いのがある!と、30~40枚買ってしまって、重いし割れないようにしないといけないし、持って帰るのに大変でした」と告白した。

 楽しげな海外ロケに嫉妬したのが主演の内野聖陽(47)だ。主要キャストの忽那とトルコ人の主役ケナン・エジェ(34)が両編に出演する中、内野だけはエルトゥールル編のみの出演で、「どうして僕だけ生まれ変わらせてくれなかったのか」と恨み節。中東情勢が緊迫する中で予定から2カ月遅れて今年4月にロケが行われたため、「撮影できてるのかとやきもき、日本で待っていたのに。やってた事はレコード探しですか」と不満をもらし、忽那と田中監督は「すみません」と苦笑いだった。

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