つんく♂「バンキシャ!」で肉声…クミコに歌唱指導「そうそう」

[ 2015年10月12日 05:30 ]

クミコ(左)の歌声を涙ながらに聞くつんく♂

 昨年10月に喉頭がんで声帯の摘出手術を受けた音楽プロデューサーつんく♂(46)の肉声が、11日放送の日本テレビ「真相報道バンキシャ!」(日曜後6・00)で初めて流れた。

 番組では9日に都内で行われた日本子守歌協会創立15周年記念コンサートで、歌手のクミコ(61)に歌唱指導する模様に密着。その際にマイクを通して「そう、そう」とかすれるような声が聞こえた。さらに、手拍子でリズムを取りながら「そうそう、うまいうまい」と続けた。番組のナレーションでは「つんくさんの声が聞こえた気がした」と紹介された。

 つんく♂は昨年10月に声帯を摘出。その後は声帯を使わず、食道で声を出す「食道発声法」に取り組んでいる。これまでの取材や番組出演などでは、タブレットなどに言葉を入力する方法でやりとりしていた。

 日本子守歌協会創立15周年記念コンサートにはゲストとしてステージにも上がった。自身が作曲した子守歌「うまれてきてくれて ありがとう」をクミコが歌唱するのをすぐ横で聴いて感涙していた。

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2015年10月12日のニュース