【覆面座談会】神田うのも「驚愕した」 川島なお美さんの女優魂

[ 2015年10月12日 12:28 ]

9月7日に行われた「COLLET ブランドローンチ&新商品発表会」に出席した際の川島なお美、鎧塚俊彦夫妻

 10月に入り肌寒くなってきましたが、芸能界はアツアツの結婚ラッシュ。ここ1カ月だけでも、福山雅治(46)と吹石一恵(33)、「TOKIO」の国分太一(41)、千原ジュニア(41)と、大物のゴールインが目立ちました。一方、川島なお美さんが54歳で急逝し、芸能界は悲しみに暮れました。芸能ニュースの裏側に覆面メンバーが迫ります。

 ワイドデスク 胆管がんで亡くなった川島なお美さんの生きざまは、世間に大きな衝撃を与えた。

 週刊誌記者 9月7日のシャンパン新製品発表会にとても痩せた姿で現れてからわずか17日後の24日に死去。いかに最後まで気力を振り絞って仕事に、女優に生きたかがよく分かる。

 本紙デスク 8月にはすでに相当痩せた姿が目撃されていたので心配していた。

 リポーター シャンパンのイベントでは、首や腕は肉こそ落ちていたけど、力強い歩調や声の張り具合、髪のツヤなどは元気そうに見えた。

 本紙デスク 現場に行った記者の報告もそうだった。「米国でゴルフ合宿をしてきたばかりと笑っていました」とか。

 リポーター 親交のあった神田うのがブログで、夫でパティシエの鎧塚俊彦氏から当日の様子を聞き「驚愕(きょうがく)した」と書いた。「その時体がどのような状況だったのか、その後起きた出来事など、ここに書くことはしませんが、言葉を失いました」と。それほど強い意志で、あの場に立った。

 週刊誌記者 まさに女優に命を懸けた人生。ご冥福をお祈りします。

 ワイドデスク 川島さんの訃報の前日には、タレントの北斗晶が乳がんを告白した。

 リポーター 右乳房の全摘出も公表。女性として精神的ダメージもあるだろう。そんな中「同じ病気と闘う人のためにも」と、ブログなどで笑顔を見せ続けている。

 週刊誌記者 症状としては、リンパ節にも転移。退院会見では5年生存率が50%と告知されたことも明かした。

 本紙デスク 今月下旬には再び入院して抗がん剤治療を始める。その後放射線治療が始まり、ホルモン治療に入る。

 リポーター そんな状態にもかかわらず、会見後は夫の佐々木健介と出口付近に立ち、報道陣一人一人に「お忙しい中、ありがとうございました」と丁寧にあいさつ。みんな胸が熱くなり、思わず涙する者もいた。

 本紙デスク 優しく筋の通った考え方や、苦労もいとわない姿勢で、芸能界に慕う者は多い。完治して、再び豪快な笑い声を聞かせてほしい。

 ワイドデスク 先月29日には女優の仁科亜季子(62)が3度目のがん手術を受けていたことを明かしたね。

 週刊誌記者 これほど相次ぐことは珍しい。せめて、前向きに闘病生活を送ってもらえるような取材を心がけたいね。 

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2015年10月12日のニュース