安藤サクラ「姉の作品で…本当にうれしい」 両親も客席から見守る

[ 2015年2月11日 08:11 ]

女優主演賞の安藤サクラ(右)は臨月の脚本賞・安藤桃子(左)と共にオープニングセレモニーに登場した

第69回毎日映画コンクール・女優主演賞

 押しかけヘルパーを存在感たっぷりに演じた「0・5ミリ」で女優主演賞をさらった安藤サクラ(28)と、脚本賞に輝いた姉の桃子監督(32)は、会場内の「光のブリッジ」で行われたオープニングセレモニーから仲良くそろい踏みで花を添えた。

 桃子監督は今月下旬に出産予定の臨月の身。しっかりフォローしつつ、サクラは「姉の作品で一緒にここに来られたことが本当にうれしい。もし産気づいたら、皆さん、よろしく!」とジョークもかまして笑った。

 桃子監督もおなかをいとおしそうに撫でながら「姉妹でともに登壇するのが実は夢だった。サクラさんは一番仕事をしたかった女優だった」と話し、姉妹受賞を喜んだ。

 父の奥田瑛二(64)が製作総指揮、母の安藤和津(66)もアートスタイリストの役割を担い、文字通り家族が結集して作り上げた一本。両親は客席から娘たちの晴れ姿をじっと見つめていた。

 サクラは「子供が生まれたら、その子にきょうの表彰式のことは絶対話そうと、(姉と)話してます」と、早くも叔母の顔をのぞかせた。

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2015年2月11日のニュース