鈴木京香、田中絹代賞「大きな名前が付いた賞。いまだ半信半疑」

[ 2015年2月11日 05:30 ]

「田中絹代賞」受賞に笑顔を見せる鈴木京香

第69回毎日映画コンクール・田中絹代賞

 三つ紋が入った黒地の訪問着に身を包んで鈴木京香(46)が登壇すると、会場がひときわ明るくなった。

 田中絹代賞のブロンズ像を大事そうに受け取ると、「あまりに大きな名前が付いた賞。いまだ半信半疑で、現実味がありません」と恐縮しながら「この賞に恥じることのないように、これからも日本の女性、日本の母親を演じられるよう努力していきます」と重みをかみしめた。

 絹代さんが眠る故郷の山口県下関市からは坂本康一副市長が祝福に駆けつけ、絹代さんのレリーフ付き盾と「うに・ふく・くじら」の詰め合わせセットをプレゼント。これには思わず京香の表情も緩んだ。受賞後の第1作は東映の戦後70周年記念映画「おかあさんの木」(6月6日公開)で、現在、撮影の真っ最中。もんぺ姿で7児の母親を演じている。

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2015年2月11日のニュース