「私の男」日本映画大賞 熊切監督破顔 ドーンと「50万ポイント」

[ 2015年2月11日 05:30 ]

日本映画大賞に輝き、あいさつする熊切和嘉監督

第69回毎日映画コンクール・日本映画大賞

 父と娘の禁断の愛に斬り込んだ「私の男」で日本映画大賞を受賞した熊切和嘉監督(40)は文化庁新進芸術家海外研修制度で留学中のパリから一時帰国し、晴れのステージに臨んだ。

 作品は桜庭一樹氏の直木賞受賞作の映画化。「何度も壁にぶち当たって撮影も過酷。それだけに歴史ある賞を頂けてうれしい」と神妙に語った。

 オホーツク海の流氷を使った決死の現場。「二階堂ふみさんには“死ぬ気で来ました”と言ってもらい、(主演の)浅野忠信さんのキャスティングは原作を勝手に(浅野さんを)イメージして読んでいた。スタッフ、キャストに感謝したい」と話し、ブロンズ像を誇らしげに見つめた。

 副賞としてTSUTAYAからTポイント50万ポイント分がドーン。表情が思いっきりはじけた。

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2015年2月11日のニュース