池脇千鶴 新人賞以来の受賞「またここに立てたのは奇跡に近い」

[ 2015年2月11日 07:52 ]

女優助演賞に輝いた池脇千鶴

第69回毎日映画コンクール・女優助演賞

 「そこのみにて光輝く」の迫真演技で女優助演賞に輝いた池脇千鶴(33)は「(99年に「大阪物語」で)新人賞も頂きましたが、あの時は賞の意味もよく分からず、ただうれしかっただけ。こんなにたくさんの作品がある中で、またここに立てたのは奇跡に近いこと」と感激もひとしお。

 一家を支えるために自らを犠牲にして日々を送る難役だったが、「台本がとっても生き生きしていて、ヒロインの千夏が手に取るように分かっちゃったんです」と笑顔。そして「私は変わらず、これからも一生懸命にやっていきます」としっかり前を向いた。

 池脇には全日空から沖縄行き往復航空券が副賞として贈られた。6月に公開される呉美保監督の新作「きみはいい子」にも出演、今後、呉作品に欠かせない存在になりそうだ。

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2015年2月11日のニュース