「ドクターX」24・8%!10週連続大台突破、全話20%超に王手

[ 2014年12月12日 09:00 ]

テレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」主演の米倉涼子

 米倉涼子(39)が主演を務めるテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00)の第10話が11日に放送され、平均視聴率は24・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが12日、分かった。初回から10週連続して20%の“大台”を突破。最終回を前に数字を上げ、今シリーズ最高を記録した。次週18日が最終回で、90分拡大スペシャル。全話“大台”突破&今年の民放連続ドラマ全話平均1位の快挙に王手をかけた。

 第1話21・3%、第2話20・9%、第3話20・8%、第4話23・7%、第5話22・2%、第6話23・6%、第7話22・8%、第8話21・8%、第9話21・6%と推移。日本テレビ「家政婦のミタ」(2011年10月クール、第1~4話20%割れ)TBS「半沢直樹」(13年7月クール、第1話20%割れ)も成し得なかった「全話20%超え」の偉業にリーチをかけた。

 また、ここまで全10回平均は22・3%。今年7月クールのフジテレビ「HERO」(月曜後9・00)の全11回平均は21・3%。今年の民放連続ドラマのうち、全話平均1位をほぼ手中に収めた。

 米倉はこのほどドラマの高視聴率に言及。「意識していないからいいのかな」と“無欲の勝利”を強調し「ありがたい気持ちでいっぱいです」と視聴者に感謝している。

 孤高のフリーランス外科医・大門未知子(米倉)が金と欲にまみれた病院組織にメスを入れる人気シリーズの第3弾。今回は日本医学界の頂点に立つ「国立高度医療センター」を舞台に、未知子が東西を代表する大学病院の覇権争いに巻き込まれる。

 第1弾(2012年10月クール)は全話平均19・1%。第2弾(2013年10月クール)は全話平均23・0%、最終回26・9%と大ヒットを記録した。

 第10話は、次期厚生労働大臣と噂される国会議員・十勝喜子(ジュディ・オング)が入院。重度の心筋梗塞と肝細胞がんは、どこの病院からも手術不可能と診断され、いつもなら自ら執刀医に名乗りを上げる未知子も今回ばかりは「いたしません」と断固拒否。高額な手術代をめぐり、未知子と「名医紹介所」の所長・神原晶(岸部一徳)の師弟関係にまさかの亀裂が入る…という展開だった。

 次週18日は最終回。未知子最後のオペとともに、視聴率の行方も注目される。

続きを表示

2014年12月12日のニュース