田中麗奈主演ドラマ「病んでいる」役に「血が騒いだ」

[ 2014年12月12日 16:42 ]

主演ドラマ「徒歩7分」で会見した田中麗奈

 女優・田中麗奈(34)が12日、主演するNHK―BSプレミアムよるドラマ「徒歩7分」(来年1月6日スタート、毎週火曜後11・15)の第1、2話の試写会が行われた東京・渋谷区の同局で会見した。

 カレシなし、友達なし、仕事なしにもかかわらず独り暮らしを始める黒崎依子という役どころで、田中は「病んでいるなあと思いました。似ているとも言いたくない」と苦笑い。それでも、「自分が持っている孤独感と向き合わなければできないと思い、自分を掘り下げて落とし込んで同化していきました。嫌な作業でしたけれど、お互いに歩み寄れた感じですね」と役づくりを語った。

 カットを割らない長回しのシーンも多く、「舞台をやっているようで、毎回クッタクタになった」という。それでも、「それが楽しくてたまらなかった。芝居で流れができる感覚がたまらなくて、血が騒いでいました。でも、表には見せられないのでどれだけリラックスするかが勝負でしたね」と満足げに振り返った。

 そんな依子と友達になりたいかと聞かれると、「なってみたいですね」と即答。理由については、「人間というより動物みたいで、これを食べさせたらどうなるんだろう、あそこに連れて行ったらどういう反応をするんだろう、どんな本を読んでいるんだろうって興味がわきます」と笑顔で話していた。

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2014年12月12日のニュース