テレ朝 錦織戦高い視聴率は松岡修造氏のおかげ「非常に大きかった」

[ 2014年11月25日 15:09 ]

松岡修造氏

 テレビ朝日の定例社長会見が25日、東京・六本木の同局で行われ、ATPツアー・ファイナルの高視聴率を受けて、今後のテニス中継にも前向きな姿勢を示した。同局は、15日深夜に錦織圭(24)がノバク・ジョコビッチ(27)に惜敗したATPツアー・ファイナル準決勝を急きょ中継し、深夜帯としては驚異的な15.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を獲得した。

 編成を担当する平城隆司常務は「視聴者の注目も高くて、その中で錦織選手が素晴らしい戦いぶりで準決勝に進出しました。歴史的な一戦となったことで高視聴率につながったと思う」と錦織の活躍に感謝。さらに、解説を務めた元プロテニスプレーヤーでスポーツキャスターの松岡修造氏(47)の存在にも触れ、「松岡さんが錦織選手を小さい頃から見てきていて、『報道ステーション』やいろいろな情報番組で多岐にわたって取り上げていた。その辺のところも効果が非常に大きかったと思う」と高視聴率獲得の要因を分析した。

 今回はBS朝日では全試合を中継し、錦織の準決勝進出が決まったことで、急きょ地上波での放送も決まった。BSと地上波の連動の成功例とも言えるが、「BSと地上波で良い連携ができた。今後も放送に関しましてもうまくやっていければ。テニスに関しても視聴者のニーズが高かったということ。今後も前向きに捉えていえればと」と今後のテニス中継にも前向きであることを明言した。

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2014年11月25日のニュース