「HERO」最終回 有終22・9%締め!瞬間最高25・3%

[ 2014年9月24日 09:38 ]

「HERO」最終回の1場面。今シリーズ初の法廷シーンが描かれた(左から濱田岳、小日向文世、八嶋智人、北川景子)(C)フジテレビ

 SMAPの木村拓哉(41)が主演を務め、今年の連続ドラマNo.1の注目を集めたフジテレビ「HERO」(月曜後9・00)の最終回(第11話)が22日に30分拡大で放送され、平均視聴率は22・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが24日、分かった。瞬間最高は午後10時7分の25・3%。全11回の平均21・3%は今年のゴールデンタイム、プライムタイムに放送されている全レギュラー番組のうちトップとなった。

 瞬間最高は、南雲被告の公判。久利生(木村)が真実と正義を求める発言を受け止めた後、証人の国分(井上順)が15年前の真実について告白を終え「検察からは以上です」と久利生が発言を終えるというクライマックスシーンだった。 

 第1話は今年放送されたドラマのうち最高の26・5%とロケットスタート。以後、第2話19・0%、第3話20・5%、第4話18・7%、第5話21・0%、第6話20・1%、第7話19・0、第8話20・5%、第9話20・2%、第10話22・3%と推移した。

 東京地検城西支部を舞台に、木村演じる型破りな検事・久利生公平の活躍を描く2001年の大ヒット作が13年ぶりに復活。前シリーズは全11話が視聴率30%を超え、平均視聴率34・3%は今なお同局連ドラ歴代1位の金字塔。06年にはスペシャルドラマ化、07年には映画化もされた。

 最終回は、今シリーズ初の法定シーンが描かれた。過去の通り魔事件が冤罪だったことを暴く可能性があると知りながら、城西支部は南雲尊之(加藤虎ノ助)を起訴。当時、南雲の起訴を見送った元検事・国分秀雄(井上順)の証言を得るべく、城西支部のメンバーが奔走する…という展開だった。

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2014年9月24日のニュース