柳葉敏郎15年ぶり主演連ドラ 音楽担当は「あまちゃん」の大友氏

[ 2014年6月24日 14:18 ]

「あすなろ三三七拍子」の音楽を担当する大友良英氏

 俳優の柳葉敏郎(53)が15年ぶりに地上波の連続ドラマで主演を務めるフジテレビ系「あすなろ三三七拍子」(火曜9・00、初回15分拡大)の音楽を大友良英氏(54)が担当することがわかった。

 大友氏は昨年NHKの朝ドラ「あまちゃん」の音楽も担当し、日本レコード大賞作曲賞を受賞。今回のドラマ音楽について「「中年男の空回りと柳葉さんの困った顔に合う曲、ということをずっと思い浮かべていました。マイナーな曲調なんですけど、コミカルになるっていう、柳葉さんの顔ありきの曲です」とコメントした。

 また、主題歌はロックバンド「スピッツ」が1995年に発売したアルバム「ハチミツ」に収録されている「愛のことば」になった。

 「あすなろ三三七拍子」は作家・重松清さん(51)の同名小説が原作。存続の危機にある翌檜(あすなろ)大学応援団が舞台。OB会で幹事長から発表されたのは、“ある男”を社会人入学させ、団長にしてしまおうという苦肉の策だった。

 “ある男”こと藤巻大介を柳葉が演じ、「常に学ラン」「返事は“押忍(オス)!”」「先輩の言うことは絶対」という、前近代的な基本精神が掲げられた応援団に放り込まれ、その哲学を学んでいく。理屈抜きで人を応援する世界の面白さ、そして一生懸命打ち込むことのカッコよさや若い団員との交流を描く感動ストーリーだ。

続きを表示

2014年6月24日のニュース