有村架純 初舞台「ジャンヌ・ダルク」で主演、決意「前作超えたい」

[ 2014年6月24日 13:36 ]

舞台「ジャンヌ・ダルク」製作発表会見に登場した有村架純

 女優の有村架純(21)が24日、都内ホテルで行われた主演舞台「ジャンヌ・ダルク」製作発表に共演の「少年隊」の東山紀之(47)らと登壇した。

 同作は2010年に堀北真希(25)、伊藤英明(38)で上演された舞台の再演。白井晃(57)演出で、脚本は「劇団☆新感線」座付き作家の中島かずき氏(55)が担当し、数万の兵士を率いてフランスの危機を救い国民的英雄となりながらも、異端者のらく印を押され、わずか19歳で火刑台に送られ、はかなく散ったジャンヌの生涯を描く作品。

 有村は本作が初舞台で、主人公ジャンヌ・ダルクを演じる。「初舞台で今から緊張していて、すごくプレッシャーを感じています」と緊張の面持ちで登壇した有村。「私でいいのかなというのもあります」と不安をのぞかせつつ、「(初舞台で)自分がそれを乗り越えられるかって不安はあったが、やるからには乗り越えたいし、達成した時に何が待っているんだろうっていうワクワク感のほうが大きかった」とオファーが来た時を振り返った。

 「ジャンヌと同じようにこの舞台の稽古から千秋楽まで一生懸命戦い続けたい」と前を向き、「プレッシャーも自分の励みに変えて、前作を超える舞台を作っていきたい。わからないことだらけでとにかく全力でやるしかない。自分なりに一生懸命楽しみながら頑張っていきたい」と初挑戦への決意を明かした。

 東山はジャンヌの運命の鍵を握る国王シャルル7世役。初共演となる東山について有村は「紳士的でストイックな方というイメージ」と印象を語り、「初舞台で基礎中の基礎から教えていただかないといけない。いろんなことを教わってみたい」。東山も「初舞台でジャンヌを演じるのは勇気がいること。一人の女優さんが自分を磨いていくサポートを力の限りしていきたい」と全力でのサポートを誓った。

 前作に続いて出演する10月7~24日に東京・赤坂ACTシアター、11月15~18日に大阪・オリックス劇場、11月23~24日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場で上演される。

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