キムタクも登場の月9 「極悪がんぼ」最終回は2桁回復10・3%

[ 2014年6月24日 10:39 ]

フジテレビ月9ドラマ「極悪がんぼ」主演の尾野真千子

 尾野真千子(32)が主演するフジテレビ系“月9”ドラマ「極悪がんぼ」(月曜後9・00)の最終回が23日に放送され、視聴率が10・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが24日、分かった。前回より2・5ポイント上昇し、最終回で6話ぶりに2桁を回復した。

 初回13・6%とまずまずのスタートを切ったが、その後は第2話11・3%、第3話9・1%、第4話9・8%、第5話10・1%、第6話9・6%、第7話8・6%、第8話9・7%、第9話は8・5%、第10話は7・8%と推移し、苦戦が続いた。最低は第9話の7・8%で、剛力彩芽(21)主演「ビブリア古書堂の事件手帖」最終回(13年3月25日)の8・1%を下回り、月9史上最低を更新している。

 全11話の平均は9・9%で2ケタには届かず。これまで放送された“月9”ドラマで、期間平均の最低であるSMAPの中居正広(41)主演の「婚カツ!」(09年4月クール、全11話、最低8・8%)の10・6%を更新した。

 「カバチタレ!」で知られる田島隆氏と東風孝広氏のコンビが描く、累計168万部を売り上げた同名人気コミックが原作とする裏社会エンターテインメント。多額の借金を背負ったことから人生のどん底に落ちたヒロインが、裏社会に足を踏み入れ、「小清水経営コンサルタント」の一員として、借金や詐欺など一筋縄ではいかないトラブルを対処していく姿を描いた。「がんぼ」は広島弁で「乱暴者」「やんちゃ」という意味で、尾野は原作では男として描かれている神崎を女性の設定にして演じ、同枠初主演と務めた。

 共演は、椎名桔平(49)三浦翔平(25)仲里依紗(24)板尾創路(50)小林薫(62)三浦友和(62)宮藤官九郎(43)竹内力(50)ら。

 最終回は、薫(尾野)はアウトレットモールの利権をたった1000万円手数料で手放すことになったことに納得がいかない。そんな中、国会議員・銭山(武田鉄矢・65)が総裁候補となったことで、かつて裏の仕事を仕切っていた小清水を潰しにかかっていることが分かる。入院中の小清水が意識不明の重体に陥り、豊臣(宮藤)から小清水が関わったスキャンダルの一部始終を記録したファイルを受け取った薫は…という展開だった。最終回のラストシーンでは、7月14日スタートの同枠ドラマ「HERO」のSMAPの木村拓哉(41)演じる検事・久利生(くりう)公平が登場した。

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2014年6月24日のニュース