アナ雪サントラ出荷100万枚突破!驚異の店頭売り上げ

[ 2014年6月6日 05:30 ]

「アナと雪の女王」オリジナル・サウンドトラックのジャケット

 国内の興行収入が212億円突破と大ヒット中のディズニー映画「アナと雪の女王」のオリジナル・サウンドトラックCDが、5日までに出荷100万枚を突破した。アニメ映画のサントラでは史上初。“レリゴー”と親しまれるテーマ曲「Let It Go」が大人気で、音楽業界にも“アナ雪現象”が吹き荒れている。

 今回の100万枚は、販売元のエイベックスから、レコード店などの小売業者に出荷された枚数。サントラは日本公開2日前の3月12日に通常版が発売。ブームがピークに達したゴールデンウイーク中の5月3日には、松たか子(36)や神田沙也加(27)ら、日本版キャストの歌声を収めたデラックス版を発売。映画館で観客みんなで歌う企画なども成功し、発売直後からオリコンアルバムチャートに5週連続でトップ3入りを果たした。

 4日までの売り上げ枚数は72万7000枚。売り上げ100万枚(ミリオンセールス)達成となれば、映画サントラとして、97年の「タイタニック」以来となる。

 アルバム全体のミリオンセールスはここ5年で、わずかに6枚だけ。「アナ雪」のサントラの売れ方で特徴的なのは、店頭での売り上げが多いこと。エイベックスによると、一般的に同社のCDは店頭で6割、インターネット通販で4割が売れるが、アナ雪のサントラは8割が店頭。同社の担当者は「映画館での観賞後、音楽が頭に残り、気持ちが冷める前にその足でCDを買いに行かれるケースが多い。グッズ感覚でCDを手にする方も多いのでは」と分析している。

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