自らもつらい経験…鈴木おさむ氏 白鵬を称える「どんな言葉より優勝」

[ 2014年6月6日 13:15 ]

放送作家の鈴木おさむ氏

 大相撲夏場所優勝一夜明け会見に応じなかった理由が紗代子夫人の流産だったことを明かした横綱・白鵬(29)の5日付ブログに、芸能界・スポーツ界からも感動の声が集まっている。

 横綱と親交のある放送作家の鈴木おさむ氏(42)は妻の森三中・大島美幸(34)が流産を経験している。ブログで「妻が悲しみのどん底に落ちても、どんな言葉を言ってもウソっぽく感じたり」と無力さを知るからこそ「白鵬関の話を聞いていたので、15日目のあの相撲(日馬富士に勝利)。僕は見てて、たまらなかったんです。(夫人に)どんな言葉をかけるよりも、自分で出来る形を届ける。それが勝利。優勝」と称えた。

 そして「時間はかかります。すぐにとはいかないと思います。だけど。白鵬関の奥さんにたくさんの笑顔が戻る日がくることを願って。祈って」と思いやった。

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(36)はブログで「横綱は立派ですね。会見を開いたらお子さんのことを聞かれるし、ウソはつけない、しかし夫人の心を察しての会見をキャンセル…そして余計なことを言わない…心痛お察しします。横綱のブログを読んで泣いてしまった…。素晴らしい人間であり、横綱です」と褒め称えた。

 女優の大和田美帆(30)はツイッターで「誰かがいつもと様子が違う時に、その人が言わない本当の理由を想像できれば、その人を責めたり、こちらがイライラすることはなくなるはず。もちろん何の理由もないこともあるだろうけど。そんな時でさえも見えない部分を想像できる人間に。私はなりたい」とつづった。

 プロゴルファーの上田桃子(27)もツイッターで「1人の人として、男性として、スポーツ選手として。カッコいいなと思います」と絶賛。「すべてのことに意味があるのなら、きっとご夫婦がもっと幸せになるために意味のあることだったんだろうな」とした。

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2014年6月6日のニュース