相田翔子 Wink時代の突発性難聴語る「全身むくんでもCMの撮影」

[ 2014年6月6日 18:09 ]

補聴器広報大使に任命された相田翔子

 人気デュオ「Wink」でタレントの相田翔子(44)が「2014年補聴器広報大使」に就任することになり、6日に都内で行われた「補聴器ライフスタイルフォーラム2014」に出席。「Wink」時代の闘病について語った。

 相田は95年、26歳で突発性難聴を患い、6年前には同じ内耳の病で、めまいなどの症状が出る「メニエール病」に侵された経験を持つ。どちらの病気も症状が出たのは「突然」だったという。

 「突発性難聴は忙しさからくるストレスが原因と言われていました。平衡感覚がなくなってしまったので、歌ったり踊ったりする仕事がとても辛かった。耳も聞こえづらくて、おかしいなと思ったら、耳の中でかなり大きな音がなっていて、もう限界って思って病院に行ったら、突発性難聴ですと言われた」と発病した時のことを振り返る。

 当時は公表せず、極秘入院で治療。「ステロイドの投薬だったり、ブロック注射だったり。(副作用で)全身にむくみが出ていたんですが、そんな状態でもCMの撮影をしていた。(病気のことは)早智子とごく身近なスタッフだけが知っている状態で仕事をしていました。何とか聴力は回復したんですが、“ある音”は聞こえづらかったりというのはあった」と闘病しながら仕事を続けていた過去を明かした。その後、メニエール病を患った時は、めまいと過呼吸に悩まされた。

 現在は「ほぼ完治」の状態だというが、小さな症状が出ることはあるという。「耳の病気は外からはまったく気づかれないことが多い。そこがつらい。そういった病気も早い治療で治るんだってことを伝えていきたい」と話した。

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2014年6月6日のニュース